平河町 庖丁処 治平

1974年(昭和49年)創業 2021年6月閉店

庖丁処 治平(ほうちょうどころ じへい)

東京・永田町で半世紀にわたり多くの人々に愛され、伝統の味を提供してきた名店です。特に名物「豚の角煮」は、創業以来50年間、代々継ぎ足されてきた秘伝のタレと確かな技術によって育まれた逸品で、口の中に広がる深い旨味と柔らかな食感で訪れる人々を魅了し続けました。惜しまれつつも2021年6月に店主の逝去に伴い閉店しました。閉店後も、この伝統の味は多くのファンの心に残り続けています。

治平の角煮

脂身が苦手な方でも楽しめるよう、豚バラ肉を二日間かけてじっくり煮込み、ラードを丁寧に取り除くことで仕上げられます。そのため、飴色に輝く角煮は透明感があり、上品で贅沢な一品として、ご家庭でもお客様をもてなす特別な料理として最適です。また、長年「お中元」や「お歳暮」として多くの方に贈られており、その品質と味わいは幅広い世代に支持されています。

現在、庖丁処 治平の二代目がこの伝統の角煮を冷凍食品として提供しており、ご自宅でもお店そのままの味をお楽しみいただけます。冷凍食品化された角煮は、治平の秘伝のタレと調理技術をそのまま再現し、手軽に本格的な味を味わえるため、急な来客時の一品としても重宝します。店舗で味わった感動を再びご家庭で体験いただけるのはもちろん、特別な日の贈り物としても大変喜ばれています。