昭和11年創業
昭和11年に創業した「寿屋」は、鹿児島に根付いた歴史あるお店です。初代が食品と雑貨を扱う商店としてスタートし、昭和30年代には観光客向けに鹿児島の郷土菓子の製造を開始しました。以来、地域の風土を活かしたお菓子作りを大切に続けています。創業から60余年を迎えた今でも、鹿児島の素材にこだわり、和菓子・洋菓子の製造に情熱を注ぎ続ける「寿屋」のお菓子は、多くの人々に喜びを与えています。
特に「かるかん」をはじめとする郷土菓子には、鹿児島ならではの自然薯や南国の砂糖が使用され、伝統的な製法で1つ1つ丁寧に手作りされています。鹿児島の自然と共に育まれたこれらのお菓子は、地元の人々にも愛される存在です。
鹿児島の伝統菓子「かるかん」に天然海水塩を加えた逸品です。国産米粉と国産山芋を使用し、しっとりと蒸し上げた生地は上品な甘さとほのかな塩味が特徴。かむほどに広がる優しい風味が楽しめます。江戸時代、薩摩藩の菓子職人が考案した「殿様菓子」を、現代の味覚に合わせてお届けします。
現在は三代目が、古き良き技術と新しい発想を融合させながら、次世代へと郷土菓子の魅力を伝え続けています。桜島に見守られた鹿児島の風土を背景に、「寿屋」はこれからも鹿児島の味わいを感じられる逸品をお届けします。
寿屋鹿児島市本名町1102099-294-3010営業時間8:00-15:00定休日木曜 日曜